【経験談あり】大手企業からベンチャーへのキャリア選択はおすすめ?キャリアの方向性を解説!

20代社会人3年目以降になると、新卒入社の方で、転職を考え出す方も少なくないでしょう。
しかしながら「なかなか次のステップが踏み出せない、」環境を変えて上手くいくか不安、、」という人も多いのではないでしょうか?

そんな方々に向けて、筆者の経験を交えながら、昨今需要の高まっているベンチャー転職について、様々な角度から解説します。

現在、大手企業で働いている方は、さらなる飛躍を求め、キャリアを見つめ直し、転職を考える際に本記事を参考にしてみてください。

目次

私のキャリアと20代転職キャリア論

筆者は大手企業からベンチャー企業へと転職しています。また異業種かつ異分野の選択であったため、キャリア大きく転換させている1例かと思います。なぜこのような選択をしたのかというと、理由は主に以下5点です。

  1. web/IT分野を独学で触れていた
  2. 市場価値を高めていきたかった
  3. 将来の目標からの逆算として最適だった
  4. 誰と人生を共に過ごすのか
  5. 再現性はあるのか

これら理由で、前職では一定の成果を出しつつ、環境を変えるという決断をしました。

1・2点目は、自分の性格や適性に影響を受ける部分が大きいです。本業のすきま時間で、自分でプログラミングを学び、Webサイトを作ったり、デザインを作ったりなど趣味レベルで取り組んでいるうちに、WebやITに近い世界で、仕事をこなし、成長していきたい意欲が強くなっていたためです。

3点目の未来からの逆算思考は重要かと思います。ポイントは人間の大半は何をやりたいかではなく、どういう状態でいたいかを軸に考えると道は開けるのではないかと思います。マーケティング分野で著名な森岡 毅さんの著書にキャリアの適性は「動詞」で考えるという内容がありますが、まさにその通りだと思います。


また、やりたいことが明確にある人ってそういないので。仮にやりたいことがあったとしても、極論、その日の気分によって変化してしまうことも多いのではないでしょうか?


逆にやりたいことがあって目標を叶えるための熱量がある人は本当に素晴らしいことです。このような人は、自分の進むべき道を突き進んで欲しいと思います。

4点目の「人」という観点は重要かと思います。
自分の周りにロールモデルとなるような人がいると成長も爆上がりだと思います。いわゆるメンターという人です。
メンターを選定する際に、メンターの考えていること、ビジョンに共感できるかということは重要視すべきかと思います!

5点目の同世代で様々な20代の方がいますが、成功している人も周りにはいます。
とても刺激になることではありますが、同世代の成功者は再現性という観点から見ると、主観ですが再現度は高くない場合が多いと思っています。


つまり「運がいい」という要素も大きく影響しているということです。この人だからできることは安易に真似をすればいいということではないということです。

以上の観点から筆者は、20代だからこそチャレンジできる環境として、ベンチャー企業を選びました。

大手企業とベンチャーの違い

転職を検討する、かつベンチャー企業を転職先に考えている場合の、大手企業とベンチャー企業の違いをまとめます。

  • 事業規模
  • 収入
  • 福利厚生
  • 異業種/異分野での環境の違い

ざっくり4点にまとめましたが、1〜3点目は企業HPなどを見て調べればある程度は分かる内容ですので、割愛します。
最後の4点目について深掘ると、異業種であるならば、ビジネスのスピードが違います。


私の場合、レガシーな業界からIT分野に飛び込みましたので、仕事の進め方、コミュニケーションにギャップを感じました。静的環境から動的環境への変化に適応できるかは本人の能力次第な部分が大きいです。

また、ベンチャー企業は基本的には人材の流動性が高いため、人員不足が発生しています。そのため仕事量が増えますし、必要であるなら、自分で仕事を創り出すことも必要不可欠です。

ベンチャー転職のメリット・デメリット

ベンチャー企業にはメリット、デメリットがあると思いますので筆者が思う要素を紹介します。

メリット

  • 自走力がつく
  • 巻き込み力が高まる
  • 実力次第では出世スピードが大手より高まる
  • ビジネスの基礎力向上

ベンチャー企業で働くメリットはたくさんありますが、特に大手企業の違いが大きく生じるものを挙げてみました。キャリアの目標が起業や独立志向の強い方は、ベンチャー企業はおすすめです。逆にデメリットで挙げている項目は大手企業に当てはまるメリットでもあります。


社会的に新卒ベンチャーというキャリアが増えてきているようですが、個人的には安易にベンチャーを選択することはおすすめできません。


ベンチャーで活躍する人の中には少なくとも、向き不向きがあるからです。筆者はベンチャーでの仕事は充実していましたが、間違いなく不向きでした。ですので、自分自身と向き合いながら時間をかけて、理想のキャリアに向けた選択をしていくとよいでしょう。

デメリット

  • 仕事量増加によるストレス
  • 福利厚生
  • 拘束時間
  • 専門性を磨く

デメリットとして、上記4点を挙げました。大手企業にあってベンチャー企業にはないものです。
3点目までは、若さゆえの体力があればカバーできるものであると思います。また大手企業にも優秀な方はたくさんいます。

4点目については、筆者が大手企業、ベンチャー企業というキャリアを振り返った経験則から紹介しますが、ベンチャー企業は幅広くジェネラルなスキルセットを身につきます。


大手企業は業務が縦割りのため、一つの専門性を磨くことができます。これが「起業・独立志向の強い方はベンチャーに行け!」と大衆で囁かれている理由の一つです。


主観ですが、ベンチャー企業では、スキルが身についたという感覚はないと思います。結果を出した、KPIを達成した経験のみスキルセットを構築していくのだと思います。

ベンチャーでもやっていけるタイプ

  • ストレス耐性の高い人
  • 主体的に仕事を進めたい人
  • 仕事好きな人

ざっくりとまとめましたが、ベンチャーでもやっていける人は適性による影響も大きいと考えられるため、今までの自分の仕事におけるパフォーマンスを振り返ってみてください。

転職を考える20代の方へ

20代キャリアの適性

ここまで長くなりましたが、20代転職はチャンスもある分、リスクも充分にあると考えています。ハイリスクハイリターンであるため、まずは自分自身の思考の整理をした上で、キャリアの選択をしてほしいと思います。


最後に一つ言えることは、チャンスは自分から掴みにいかないと道は開けないということです。
20代の方はまだその挑戦が許されていると思いますので、この記事を参考に少しでも前向きに自分のキャリアを考えるきっかけとしてみてください。

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