【NPB】2025年シーズンの優勝予想・注目したい選手を紹介!

2025年のプロ野球が開幕しました。3月にはWBCの強化試合が開催されたように、2026年は、WBCの開催年。今シーズンの活躍がカギとなる選手もいるでしょう。筆者はDeNAファンで、主にセントラルリーグの試合を中心にチェックをしています。

この記事では、セ・パ両リーグの優勝予想や注目したい選手を紹介します。

目次

各チームの展望

まず、2024年にクライマックスシリーズに進出したセ・パ上位3チームの今季展望について触れておきましょう。

読売ジャイアンツ

​昨季リーグ優勝を果たした巨人は、今季も優勝候補の一角です。オフシーズンには、抑え投手としてライデル・マルティネス、捕手の甲斐拓也、そして先発投手の田中将大を獲得し、戦力を大幅に強化しました。

特に、マルティネスの加入で大勢が8回を任されるなど、投手陣の層が厚くなっています。ただし、主力打者の丸佳浩が右大腿二頭筋の負傷で長期離脱しており、新外国人のキャベッジがその穴を埋められるかが鍵となります。 ​

阪神タイガース

今季の阪神は、​新監督に藤川球児氏が就任し、昨年に続き、攻撃的な布陣を敷いています。森下翔太を4番に据え、佐藤輝明、大山悠輔と強力なクリーンアップを形成。投手陣では、大竹耕太郎や髙橋遥人の出遅れが懸念されますが、高卒3年目の左腕・門別啓人や新外国人のデュプランティエの活躍が期待されています。

阪神については、近本・中野のコンビのパフォーマンスも重要であると考えています。昨年はやや不調で、もう少し2年前の1・2番でチャンスメイクするシーンを増やしていってほしいと思っています。

横浜DeNAベイスターズ

​昨年、日本シリーズを制したDeNAは、投打にわたりバランスの取れたチームです。復帰したバウアーが先発陣を支え、打線ではオースティン、牧秀悟、宮﨑敏郎、佐野恵太、そして筒香嘉智と強打者が揃っています。守護神の森原康平の状態が不透明なため、山﨑康晃の起用法が注目されます。

DeNAは昨年に続き、リリーフ・抑えの安定性が今シーズンの戦績の鍵を握るでしょう。入江や篠木などの若手が台頭してきていますが、セットアッパーやクローザーを任せる安定性はまだないと言えます。森原やウィックなど昨年メンバーとの兼ね合いを見ながら、上手く采配していく必要があるでしょう。

福岡ソフトバンクホークス

昨季リーグ優勝を果たしたソフトバンクは、投打ともに層の厚いチームです。打線では近藤健介、山川穂高、柳田悠岐らが中心となり、投手陣も有原航平、モイネロ、大関友久らが控えています。捕手の甲斐拓也が巨人に移籍したことで、正捕手争いが激化しています。

北海道日本ハムファイターズ

新庄剛志監督の下、若手選手の台頭が目立ちます。万波中正、金村尚真、田宮裕涼、野村佑希ら「00年世代」を中心に、チームの再建が進んでいます。昨季2位に躍進した勢いを保ち、今季はリーグ優勝を目指します。 ​

千葉ロッテマリーンズ

佐々木朗希がメジャーリーグに移籍しましたが、石川柊太や新外国人のボス、そして若手の田中晴也らが先発陣を支えます。ドラフト1位の西川史礁が打線に新風を吹き込み、外野の定位置争いが激化しています。

2025年NPBの順位予想

2025年の順位予想ですが、筆者としては以下を予想しています。昨年の順位から大きく変更はありませんが、期待も込めて考えています。セ・パそれぞれ紹介します。

セントラルリーグ

セリーグの順位予想は以下の通りです。

  • 横浜
  • 巨人
  • 阪神
  • 中日
  • 広島
  • ヤクルト

筆者は、DeNAファンのため、期待を込めて1位はDeNAとしましたが、大方今シーズンは、巨人を中心にペナントレースが展開されるでしょう。

DeNAに関しては、昨年同様にリリーフ陣に不安を抱えていますが、若手が穴埋めしてくれることを願い、Aクラスで終えると予想。巨人は、秋以降の戦い方に注目したいです。負けられない試合での1ヒット、1点が取れるかが見どころです。

阪神、中日は今年から監督が変わっているため、未知数な部分があります。中日は井上監督となり、昨年よりも柔軟な戦い方をしてくると思います。

広島とヤクルトは、選手層の薄さから、今年は厳しいシーズンになると思います。広島は野手陣、ヤクルトは投手陣の補強が必須といえます。

パシフィックリーグ

  • 日本ハム
  • ロッテ
  • ソフトバンク
  • 楽天
  • オリックス
  • 西武

パリーグの方が群雄割拠している状態で、混戦が予想されます。昨年のソフトバンク1強時代から、日本ハム、ロッテが加わる形でペナントが進んでいくと思います。

ソフトバンクは、若手の活躍もありますが、今ひとつチームに勢いがない印象です。日本ハムやロッテの若手を中心とした勢いが順位にも表れるシーズンになると考えます。

【開幕1軍】活躍を期待したい選手

開幕を1軍で迎えた選手の中から、今年は飛躍を期待したい選手を何名か紹介します。

山本 祐大

DeNAの正捕手の山本選手は、昨年秋に骨折のため、戦線離脱。クライマックスシリーズ、日本シリーズの出場はありませんでした。DeNAの打線は、山本選手の活躍があって、セ・パ最強の打線といえます。

また、山本選手の捕手リードにも期待したいところです。DeNAは昨年同様にブルペンの安定性に欠ける側面があります。若手が台頭してきているため、投手の良さを引き出していって欲しいと思います。

佐藤 輝明

続いては、阪神の佐藤輝明選手です。シーズン前には、将来的にMLB進出を目指すというコメントも目立ちましたが、NPBで更なる実績を残さなければ、メジャーのお声がけもかからないでしょう。

今年のサトテルですが、打撃フォームが柔らかくなり、変化球に柔軟に対応できるようになってきている印象を受けます。チームとしても中軸であるサトテルの活躍があれば、もっと楽に勝てる試合も増えるでしょう。

今井 達也

西武のエース、今井選手の今シーズンも更なる期待が膨らんでいます。2024年は、今井投手は25試合に登板し、10勝8敗、防御率2.34、187奪三振という優れた成績を収め、最多奪三振のタイトルを獲得しました。

Youtubeでキャンプ中の今井選手のブルペンを見ましたが、力感のないフォームで160km前後のボールを投げられるポテンシャルの高さに驚きました。近い将来、MLB挑戦も近いのではと思っています。圧倒的な投球で、打者を打ち取っていく今井選手に注目しましょう。

五十幡 亮汰

北海道日本ハムファイターズの五十幡選手は走塁・守備の優れた選手です。打撃面での向上が課題とされていますが、その圧倒的なスピードと守備範囲の広さはチームにとって大きな武器です。

中学時代は、陸上競技部でサニブラウン選手にも勝ったことのある走力はチームの勝利にどこまで貢献するのか楽しみです。

【開幕2軍】活躍を期待したい選手

開幕は2軍スタートでしたが、恐らく早々に1軍に昇格しそうな選手を紹介します。

渡会 隆輝

DeNAの渡会選手は、昨年に続き1軍候補でしょう。ただ、課題となっている対左の打撃、守備が今季1軍レベルにまで克服されているか見ものです。昨年の打撃にプラスαのパフォーマンスを発揮することが1軍定着の鍵とみています。

また、個人的には、コーチ陣とのケミストリーも気になります。シーズン前に某アイドルとの交際宣言するなど、NPBの風土とは一風変わったことのする選手ですので、コーチや監督はどのように渡会選手を評価しているのか、上手く関係性を築けているのか、、気になる点が多い選手です。

秋広 優人

秋広優人(内野手)も今季は開幕1軍かと思われましたが、シーズン直前のオープン戦のパフォーマンスが上がらず、開幕2軍となりました。2月のDeNAとの練習試合では、1試合2本のホームラン(うち1本はサヨナラホームラン)と出だし好調だっただけにもったいないと感じています。

秋広選手は、身長200cmの恵まれた体格を活かした長打を期待しているファンも少なくないと思いますが、元々バットコントロールを評価されてドラフト入団しています。そのため、ホームランバッターではなくアベレージヒッターとして、成長を期待したいものです。加えて、外野守備も改善させると、1軍昇格が近づくのではと考えています。

根尾 昂

中日の根尾選手は二刀流に挑戦すると表明して長らく2軍にいるシーズンが多い選手となっています。今シーズン、根尾選手は背番号を「7」から「30」に変更しました。​この変更は、投手としての再出発を象徴しており、球団の期待と本人の決意が込められています。

投手として、二刀流をあきらめた決断は個人的には賛同できます。ポテンシャルの高い選手ですので、何かのきっかけで大きく変わる可能性があると思います。一軍での活躍を期待したいものです。

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