HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称です。 簡潔に言うと、「人よりも繊細で敏感な性質を持つ人」という意味合いになります。
発達障害や病気ではなく、一種の人間の個性として近年、注目されています。この記事では、HSPの特徴を踏まえたうえで、HSPの適性や向いている仕事を解説します。
HSPの仕事適性
HSPの仕事の適性について、以下にまとめていきたいと思います。ほしくんも過去記事でも紹介しましたが、恐らくHSPではないかと自負しておりますので、自戒も込めて本記事を執筆していきます。
過去記事も共有しておきますね!お時間ある方はご覧いただけると嬉しいです。
関連記事でも紹介していますが、HSPの方は「DOES」の特徴があり、仕事の適性に当てはめていくと、以下のような長所が見出せるのではないかと思います。
HSPの仕事適性まとめ
- 他者の感情への共感力が高い
- 思いやり、気配りができる
- 「人を助けたい」「役に立ちたい」といった志向が強い
- 細かいところに気付ける
- 感受性や想像力が豊かでクリエイティブ力が高い
- リスクに対する想像力が高く、対策を考えられる
- 空気を読む洞察能力が高い
- 丁寧に仕事をこなす
- 誰に対しても平等に接することができる
- 1つの物事を深く考える傾向がある
上記は、あくまで適性をほしくん自身が分析し、紹介していますので、一概に全てのHSPの方が当てはまるわけではないです。しかし、継続する仕事を探すという側面では、上記に一つでも多く当てはまる仕事が適職あるいは、天職となる可能性が高いと考えます。
HSPの向いている仕事
HSPの方の長所を活かす前提で挙げられる向いている職種カテゴリーを以下に共有していきます。
- 人の心や体をケアする仕事
- 動物や自然に関わる仕事
- 正確さが必要な仕事
- ITやWeb系などの技術職
- クリエイティブな仕事
- 他者との交流が少ない仕事
人の心や体をケアする仕事
HSPの方は、共感力が高いです。ですので、他人の気持ちを理解し、寄り添うカウンセラーや、アドバイザー、コンサルタントは適性があると言えるでしょう。
動物や自然に関わる仕事
HSPの共感能力の高さは人間以外にも発揮できます。
普通の人が見逃すような動植物のSOSサインを認識できるため動物や自然と接する仕事も向いているでしょう。
また、人と関わることが苦手だったり、騒々しい環境が苦手な人にとっては動物や自然を相手とする仕事は静かでリラックスして働けるでしょう。
トリマーや、花屋・植物園で働くなどは適職として当てはまります。
正確さが必要な仕事
細部まで気を配ることのできるHSPの方は仕事では長所となる場合が多く、正確さが求められる仕事が向いています。事務や経理などの正確さが求められる仕事が適職として当てはまります。
ITやWeb系などの技術職
繊細で丁寧なHSPの方は技術職にも向いています。Webエンジニアが当てはまりますね。
特に、近年需要の高いITやWeb系はスキルを身に着けると在宅での仕事も可能になるので、人混みを避けて自分らしく働けるでしょう。
クリエイティブな仕事
常に様々なアンテナを張って感受性の高いHSPの方はクリエイティブな仕事でも本領を発揮できるでしょう。一人で没頭して作業できるということからもHSPにおすすめの仕事です。
WebデザイナーやWebライターなどが当てはまりますね。
他者との交流が少ない仕事
人と接する機会の少ない仕事もおすすめです。上記に紹介した仕事は自分の仕事をもくもくとこなせるため、丁寧な仕事のできるHSPの方には向いています。
家事代行や倉庫作業などが当てはまりますね。
興味・関心を自己分析してみよう!
いかがでしたでしょうか。
HSPの方は特に、自分のこれまでのキャリアを振り返り、得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことなどを整理してみましょう。
仕事を選ぶ軸としては、得意なこと>好きなことを優先順位とすると人生が好転していきます。得意なことでキャリア形成していく方が、ストレス度が少なく、成功しやすいためです。
しかしながらなかなか、得意なことや好きなことなんて見つからないという方も多いと思います。(ほしくんもそうです。)
若い世代の方は、人生はそれを見つける旅なのではないかと思います。常にアンテナを高く張り続けながら、好奇心を持って、様々なことにチャレンジしていくことが重要なのではないかと思っています。
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